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湿布の怖さ
- 2017年01月28日
- いつもありがとうございます(^^)
箕面市粟生外院のほぐし整体 兵頭です。
あなたは腰が痛い時や膝や腕、寝違えて首が痛い、肩が凝り過ぎて痛い時など体のどこかに痛みを感じた時に湿布をよく使いませんか?
医療機関を受診するほどじゃないし~とりあえず湿布貼って様子を見るかぁって感じで(>_<)
この湿布、実はかなりくせ者なのをご存知ですか?
今回は湿布について書き込んでいきたいと思います。
「痛い時は冷やせ」って言葉よく聞くと思います。
そこでまず思いつくのが湿布ですよね。
冷たく感じるのはメンソールの成分が入ってるからで、冷たく感じています。貼った表面部分が少し冷えるようですが、
炎症を起こしてる深部までは効果が届かないようです。
なので効果的に冷やしてくれてはいないようです。
温湿布についても同じ感じです。
カプサイシンの成分で温かく感じるようですが効果的には温めてくれません。
湿布は冷やす、温めるというよりかは鎮痛、抗炎症作用の要素が大きいです。
経皮吸収型鎮痛消炎剤という堅苦しい名前がついてます。
要するに、痛み止めの成分が皮膚から吸収される貼る鎮痛剤って事らしいです
(´・ω・)
痛みの物質の生成を抑えるって効果もあり、交感神経を緊張させ、血管を収縮させる効果もあります。
血管を収縮させるので血流量が減りまた血流が減ることで結果的に体は冷えるようになり、痛みの物質の流れも抑えられ、痛みを感じにくくするってのが湿布の効果です。
ここからが湿布の怖いとこなんですが、湿布も薬なので副作用があるということ|д゚)
ずっと使い続ける事で成分が体全体に蓄積され交感神経が緊張状態になってしまい交感神経緊張症状がでて、高血圧になったり、胃が荒れたりの臓器障害がでたり不眠になったりしてしまうようです。
他にも、
・光線過敏症→紫外線を浴びると発疹や腫れやかゆみがでる
・スティーブン・ジョンソン症候群→風のような症状の後、高熱を伴い、全身の皮膚や粘膜に火傷のような発疹や
水ぶくれ、失明や死亡例があったりと怖い病気になる事もあるようです。
また、血流量が減るので体が冷え、治癒力が落ち、回復や修復が遅くなるので痛い部分の治りも悪くなります。
どうですか?
手軽に使ってる湿布にいろいろと怖い部分があるってご存知でしたか?
治すつもりで使っていたのに逆効果になったり病気が発症することもある湿布。
長期間の使用は避けて一時的に、どうしても痛い時だけに使うぐらいにしておく方が良いようですね。
また、痛みが激しい時は氷や保冷剤などで冷やす方がより効果的ですし副作用も少ないですね。
これからの湿布の使い方の参考になれば幸いです。